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Internet Setup Tool

■プロバイダー情報設定ファイル

 プロバイダ情報設定ファイルには、各プロバイダ毎の設定情報が格納されています。 セットアップツールは、ユーザが指定したプロバイダの設定情報をこのファイルから取り出すことで設定作業を行います。

1.プロバイダ情報設定ファイルの形式
 このファイルは複数のプロバイダセクションから構成されています。一つのセクション内には、一つのアクセスポイント又は接続方法が対応します。ファイル内の各プロバイダセクションは、以下の形式で記述されています。

 [プロバイダーサービス名.AP名]
 キー名=値
 :

 「プロバイダーサービス名.AP名」は日本語相当で54文字までです。適当な名称を付けてください。複数のAPがある場合、AP名部分のみを変更して、複数のセクションを作成します。
 ファイル上の全てのこの部分の情報がそのまま、設定ツールのメインダイアログ上にリストとして表示され、そこからユーザがプロバイダを選択する形となるため、プロバイダやアクセスポイントを識別できるように設定する必要があります。
 「プロバイダサービス名.AP名」は角カッコで囲まれていなければなりません。また、角カッコは半角でかつ、"["は行の先頭になければなりません。プロバイダサービス名、AP名には半角の角カッコ、半角のプリオド以外の文字でかつ、改行コード等の制御コードが含まれてはいけません。
 一つのプロバイダセクションは、この文から始まり次のこの文の手前までです。

 例
 [NetVision.沼津]

 “キー名=値”の文は、各プロバイダの設定の値を定義するもので、キー名には以下で説明するような物があります。キー名は全て半角です。キー名の直後には半角の等号(=)が必要です。設定値には、各設定に応じて整数、文字列、クォテーション マークで囲まれた文字列などを指定します。
 セクション初期化ファイルにはコメントを記述することができます。コメント行の最初にはセミコロン(;)を付けてください。ここからは、キー名について、デフォルト値、設定の用途、使用例を記述します。


2.各キーの説明

●ppp_name=ダイヤルアップ接続名(文字列)
用途:
プロバイダにアクセスするための、接続名を設定します。
この接続名が、生成・更新されて、ダイヤルアップネットワークの一覧に加えられます。
デフォルト値:
なし(必須)
使用例:
ppp_name=NetVision-PPP

●tel_1=アクセスポイントの市外局番(半角数字)
用途:
アクセスポイントの電話番号の市外局番を設定します。
ダイヤルアップの接続のプロパティに反映されます。
デフォルト値:
なし(必須)
使用例:
tel_1=0559

●tel_2=アクセスポイントの市内局番+番号(半角数字と半角の"-")
用途:
アクセスポイントの電話番号の市内局番、番号を市内局番-番号の形で設定します。
ダイヤルアップの接続のプロパティに反映されます。
デフォルト値:
なし(必須)
使用例:
tel_2=25-8456

●terminal=接続後のターミナルウィンドウの表示の有無(半角数字)
用途:
接続後にターミナルウィンドウを表示する場合に1、しない場合に0を設定します。
通常、接続操作に手動操作が必要な場合に指定します。PAP,CHAPの認証を行っていれば必要ありません。
モデムのプロパティのオプション設定に反映されます。
デフォルト値:
0(しない)
使用例:
terminal=0

●logon=ネットワークへのログオンの有無(半角数字)
用途:
ネットワークへログオンを行う場合に1、行なわない場合に0を設定します。
サーバの種類の詳細オプションに反映されます。
デフォルト値:
0(しない)
使用例:
logon=0

●compress=ソフトウェア圧縮の有無(半角数字)
用途:
ソフトウェア圧縮をする場合に1、しない場合に0を設定します。
サーバの種類の詳細オプションに反映されます。
デフォルト値:
0(しない)
使用例:
compress=1

●encrypt=暗号化パスワード使用の有無(半角数字)
用途:
暗号化パスワードを使う場合に1、使わない場合に0を設定します。
サーバの種類の詳細オプションに反映されます。
Microsoft固有の機能ですので、一般的には使われていないと思います。
デフォルト値:
0(しない)
使用例:
encrypt=0

●ip=IPアドレス(半角数字. 半角数字. 半角数字. 半角数字)
用途:
接続時のIPアドレスを設定します。サーバーが割り当てたアドレスを使用する場合には、この設定を省略するか、空白にします。
TCP/IP設定のIPアドレスに反映されます。
デフォルト値:
空白(サーバが割り当てたアドレスを使用)
使用例:
ip=

●dns=プライマリネームサーバーアドレス(半角数字. 半角数字. 半角数字. 半角数字)
用途:
接続時のプライマリネームサーバーアドレスを設定します。
サーバーが割り当てたアドレスを使用する場合には、この設定を省略するか、空白にします。
TCP/IP設定のプライマリネームサーバーアドレスに反映されます。
デフォルト値:
空白(サーバが割り当てたアドレスを使用)
使用例:
dns=202.248.187.130

●dns2=セカンダリネームサーバーアドレス(半角数字. 半角数字. 半角数字. 半角数字)
用途:
接続時のセカンダリネームサーバーアドレスを設定します。
セカンダリネームサーバアドレスが無い場合には、この設定を省略するか、空白にします。
TCP/IP設定のセカンダリネームサーバーアドレスに反映されます。
デフォルト値:
空白(無し)
使用例:
dns2=202.248.187.130

●ip_compress=IPヘッダ圧縮の有無(半角数字)
用途:
IPヘッダ圧縮を使う場合に1、使わない場合に0を設定します。
TCP/IP設定に反映されます。
デフォルト値:
0(IPヘッダ圧縮無し)
使用例:
ip_compress=1

●gateway=リモートネットワークでデフォルトのゲートウェイの使用の有無(半角数字)
用途:
リモートネットワークでデフォルトのゲートウェイを使用する場合に1、使用しない場合に0を設定します。
TCP/IP設定に反映されます。
デフォルト値:
0(ゲートウェイを使用しない)
使用例:
gateway=1

●script=ダイヤルアップスクリプト名(文字列)
用途:
接続時、ダイヤルアップスクリプトを使用するとき、そのファイル名を指定します。
ファイル名はこちらで付けますので、ダイアルアップスクリプトが必要であればWindows95用のダイアルアップスクリプトを添付してください。
TCP/IP設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(ダイヤルアップスクリプトを使用しない)
使用例:
script=

●smtp_server =メール送信サーバ名(半角文字列)
用途:
インターネット接続時にユーザがメールを送信するときに使用するサーバ名を指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
インターネットメールを扱うプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(メール送信サーバ無し)
使用例:
smtp_server=home.netvision.co.jp

●pop_server =メール受信サーバ名(半角文字列)
用途:
インターネット接続時にユーザがメールを受信するときに使用するサーバ名を指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
インターネットメールを扱うプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(メール受信サーバ無し)
使用例:
pop_server=home.netvision.co.jp

●nntp_server =ニュースサーバ名(半角文字列)
用途:
インターネット接続時にユーザがニュースを送受信するときに使用するサーバ名を指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
インターネットニュースを扱うプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(ニュースサーバ無し)
使用例:
nntp_server=news.netvision.co.jp

●http_proxy=httpプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがhttpプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号を「サーバ名:ポート番号」の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(サーバ無し)
使用例:
http_proxy=proxy.netvision.co.jp:3128

●secure_proxy=Secureプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがSecureプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号をサーバ名:ポート番号の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(Secureサーバ無し)
使用例:
secure_proxy=

●ftp_proxy=ftpプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがftpプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号をサーバ名:ポート番号の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(ftpサーバ無し)
使用例:
ftp_proxy=proxy.netvision.co.jp:3128

●gopher_proxy=gopherプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがgopherプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号をサーバ名:ポート番号の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(gopherサーバ無し)
使用例:
gopher_proxy=proxy.netvision.co.jp:3128

●socks_proxy=socksプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがsocksプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号をサーバ名:ポート番号の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(socksサーバ無し)
使用例:
socks_proxy=

●wais_proxy=waisプロキシサーバ名(半角文字列:半角数字)
用途:
インターネット接続時にユーザがwaisプロキシサーバを経由してアクセスする場合のサーバ名とポート番号をサーバ名:ポート番号の形式で指定します。
サーバを提供しない場合には、この設定を省略するか、空白にします。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(waisサーバ無し)
使用例:
wais_proxy=

●no_proxy=プロキシしないドメイン名(半角文字列)
用途:
設定したアドレスで始まるドメイン名のアクセス時には、プロキシをバイパスするように設定します。
主に、キャッシュサーバ使用時に自ドメインのキャッシュをしないようにするときに設定します。
WWWブラウザのプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(設定なし)
使用例:
no_proxy=netvision.co.jp

●mail_domain=メールIDに付加するドメイン名(半角文字列)
用途:
ユーザのIDにドメイン名が付加されたものが、そのユーザのメールアドレスとなる場合に付加するドメイン名を設定します。
インターネットメールを扱うプログラムの設定に反映されます。
デフォルト値:
空白(設定なし)
使用例:
mail_domain=netvision.co.jp

●homepage=ホームページの設定
用途:
WWWブラウザーで起動時に表示するホームページを設定します。
一般にプロバイダーのホームページを設定します。
デフォルト値:
空白(設定なし)
使用例:
homepage=http://www.netvision.co.jp


例:
 PAP接続の当社AP
(メールサーバ、Proxyサーバ、newsサーバーも設定しています。)

[NetVision.沼津]
ppp_name=NetVision-PPP
tel_1=0559
tel_2=25-8456
terminal=0
logon=0
compress=1
encrypt=0
dns=202.248.187.130
ip_compress=1
gateway=1
smtp_server=home.netvision.co.jp
pop_server=home.netvision.co.jp
nntp_server=news.netvision.co.jp
http_proxy=proxy.netvision.co.jp:3128
ftp_proxy=proxy.netvision.co.jp:3128
no_proxy=netvision.co.jp
mail_domain=home.netvision.co.jp
homepage=http://www.netvision.co.jp





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